依存症の患者さんのリカバリーに付き添って、あなたも心の充実を!

依存症は身体的、社会的、心理的な問題を引き起こします。その問題はやがて背負いきれないほどに大きくなります。精神科で最も高い自殺率を示す疾患である一方、多様な治療に反応し、短期間でクリーンなリカバリーが認められるようなドラマティックな疾患でもあると私は思います。当院は「治療者として心の満足を得たい」という意欲的・情熱的な人材を求めています。

大切なのは情熱と意欲です

年齢

依存症の治療には年齢は問題ではありません。離婚、失職、刑務所と波乱万丈な人生になりやすい依存症を治療するには、人生経験豊富な治療者も必要です。

経験

依存症の治療を専門に行う医療機関は少なく、当然治療経験のある人はほとんどいません。たまに経験者が入社することがありますが、その場合はたいてい私が「暇そうにしているなら来てくれない?」と声をかけてリクルートするケースです。このようなことは数年に1度、めったにないことでしょう。なので、経験が全く無くても問題ありません。「卒業以来、患者さんに注射したことがないのですが…」と言う看護師さんには「ハイ練習しましょう」と言うだけです。「IRでギャンブル依存症は怖いと聞いたんですけど…」と全く知識がなくても結構です。「開店前のパチンコ屋に並んでいる人がそれです。」と教えるだけです。患者さんに興味を持ってもらえたらそれで十分です。

リカバリー採用について

当院では20年以上前からリカバリースタッフを採用しています。採用を始めた頃は再発するのではないかという一般職員からの不安が強く、クリニックに緊張感があふれていたことも事実です。その後すべての職種、疾患でリカバリースタッフを採用し(精神科専門医も例外ではありません)、今では数十人のリカバリースタッフが働いています。こういった経験を経て、一般職員のリカバリースタッフに対する違和感も少なくなったように思われます。
当院は専門のクリニックとして有名ですので、多くの医療機関等から重症の患者さんが紹介されてきます。重症患者の中には身も心もボロボロで、この病気から回復できるという希望を失って絶望している患者さんも少なくありません。このような患者さんには一般職員が「回復できます」と言うよりも、回復して凛々しく働いているリカバリースタッフの姿を見るほうが、希望がわいてくるのです。この点がリカバリースタッフの最高の強みだと思います。

「自分と同じように苦しんでいる人のためになりたい」という気持ちがあれば構いません。資格の有無は問いませんし、もしスタッフとしての能力に自信がなければ訓練を受けることもできます。

リカバリー採用について

当院ではリカバリーのスタッフを20年以上前から採用しています。採用を始めた頃は一般職員から再発するのではという不安が強く、クリニックに緊張感があふれていたことも事実です。現在はすべての職種、疾患でリカバリースタッフを採用した経験もあり(精神科専門医も例外ではありません)、人数も数十人になりました。一般職員もリカバリースタッフに対する違和感も少なくなったように思われます。
当院は専門のクリニックとして有名ですので多くの医療機関等から重症の患者さんが紹介されてきます。重症患者の中には身も心もボロボロでこの病気から回復できるという希望を失って絶望している患者さんも少なくありません。このような患者さんに一般職員が「断酒できます」と言うより、断酒してりりしいスタッフとして働いているあなたを見るほうが、希望がわいてきます。この点がリカバリースタッフの最高の強みだと思います。

あなたが苦しんだ病気に苦しんでいる人のためになりたいという気持ちがあれば構いません。資格の有無は問いませんし、もしスタッフとしての能力に自信がなければ訓練を受けることもできます。

一緒に働けることを楽しみにしています